(カイカケキン)<Accounts payable-trade> :貸借対照表 負債勘定項目
信用取引(商品を仕入れてその代金を後日に支払う取引)によって生じる債務。
貸借対照表において、負債の流動負債に区分される。
(カケ)<>
商品の仕入代金を後日に支払う約束をすることや、商品の売上代金を後日に受け取る約束をすることを「掛」と言う。
上記では、前者は買掛金、後者は売掛金。
買掛金は債務、すなわち負債である。
売掛金は資産である。
(カリカタ)<debit>
仕訳帳・元帳・試算表等における、勘定の左側のこと。
借方に記入されるのは、
◆資産の増加
◆負債の減少
◆資本の減少
◆費用(損失)の発生
◆収益の消滅
等である。
言い換えれば、その勘定項目が増加したとみなせる。
デビットカードは利用すると、利用者から見ると??
(カシカタ)<credit>
仕訳帳・元帳・試算表等における、勘定の右側のこと。
貸方に記入されるのは、
◆資産の減少
◆負債の増加
◆資本の増加
◆収益の発生
◆費用の消滅
等である。
言い換えれば、その勘定項目が減少したとみなせる。
クレジットカードは利用すると、資産が増加する代わりに負債が増加する、と言える。
(カワセテガタ)<>
手形の差出人が名宛人に対して、一定の期日に手形金額を受取人に支払うことを依頼する証券。
為替手形の関係者は、差出人と名宛人(支払人)と受取人の三人である。
ex)
振出人:[A]
名宛人:[B]
受取人:[C]
○月×日
[A]→[約束手形]→[C]
手形の内容:
「△月□日にこの約束手形と引換に[B]が\10,000円支払ってください」
△月□日
[B]→[\10,000円]→[C]
[B]←[約束手形]←[C]
為替手形は、実務ではあまり利用されていない。
(カンジョウ)<>
勘定とは、同じ種類・性質の項目ごとにその増減を記録する場所をいう。
例えば、現金の増減を記録するのは「現金勘定」、銀行の預金の増減を記録するのは「預金勘定」である。
勘定は、以下のようにその項目の内容を示す名称である勘定科目>と、左右の二つの欄からなるT字型で示すのが一般的である。
勘 定 項 目
―――――――――――
(借方) | (貸方)
|
|
|
通常、左側を借方、右側を貸方とする。
勘定項目をどのように定めるかにより、単式簿記・複式簿記に分けることができる。
現金(と預金など)のみに注目しその勘定のみ記録すると現金の増減は計算できるが、原因は分からない。これは単式簿記となる。
財産が増減した原因についても勘定に記録し、その集計として原因別計算が行われるようにすれば複式簿記となる。
(キギョウ)<>
企業とは、国民経済に必要とされる財貨や用役(サービス)を生産し提供する経済主体を言う。
※「企業」と「会社」の違い:会社は、企業の一要素。
(ケイヒ)<>
製造原価のうち、材料費・労務費以外のもの全てを経費という。具体的には、工場設備の減価償却費や電力・ガス・水道などの消費額を言う。
(ケッサンセイリ)<>
事業年度末において、財政状況や経営成績を表せるよう元帳に追加したり修正を加えたりする手続き。
決算日の日付で仕訳帳に記入し、それを元帳に転記する。
(ゲンカショウキャク)<>
建物、機械装置、車両などの固定資産の価値は、使用や時の経過、その他いろいろな原因によって年々低下する。しかし、これらの固定資産は収益を獲得するために使用されているので、そのような価値の低下は費用としなければならない。これを原価償却と言う。
(コウジョ)<deduction>
計算の対象からある金額・数量などを差し引くこと。
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