(ザイリョウヒ)<>
工業簿記において、製品を製造するために使われる物品を材料と言い、製品の製造のために材料を使用(消費)したとき、その使用した金額(消費額)のことを材料費という。
(シサン)<assets>
営業活動に使うことの出来るお金・モノの総計。
資産(A0) = 負債(L0) + 資本(C0)
貸借対照表において、資産は通常左側に示される。
企業が営業活動を行い、ある利益(α)を得た場合、この利益は資本の提供者である株主に帰属する。
したがって、利益は資本に追加される。すなわち、
C1 = C0 + α
資産(A1) = 負債(L1) + 資本(昨年の資本C0 + 利益α)
となる。
さらに、利益とは一年間の収益からその収益を獲得するために費やされた費用を控除した残額である。
つまり、
利益(α) = 収益 − 費用
である。
以上をまとめると、以下の式が出来る。この式を試算表等式と言う。
(資産) + (費用) = (負債) + (資本) + (収益)
(シハライテガタ)<>
※手形の種類ではなく、簿記・会計上の用語(勘定)です。要注意!
簿記・会計では、通常の営業処理による手形債務の発生とその消滅を処理する勘定を支払手形勘定と呼ぶ。
(シホンテキシシュツ)<>
改良とも言う。固定資産に対する支出のうち、その固定資産の価値を高めたり、耐用年数が延長するような支出を言う。例えば、建物に避難階段を増設する、車両運搬具の部品交換をする、など。
この支出は、その固定資産の取得原価に加算する形で行う。(資産の勘定)
⇒対義語:収益的支出
(シホン)<capital>
株主より払込まれた現金など。
返済の必要のないお金。
資産 = 資本 + 負債
貸借対照表においては、資本は通常右下に示される。
(シュウエキテキシシュツ)<>
修繕とも言う。固定資産に対する支出のうち、定期的に行う修繕のように、単に現状を維持するための支出を言う。
この支出は、修繕費勘定(費用の勘定)で処理する。
⇒対義語:資本的支出
(シュヨウボ)<>
複式簿記における取引記入では、仕訳帳による仕訳と元帳への転記と言う二段構えで行われる。
この二つは複式簿記の構造上欠くことのできない帳簿なので、主要簿という。
反対語として、補助簿がある。
(ショウヒンブンカツノサンブンホウ)<>
商品勘定を、繰越商品勘定、仕入勘定、売上勘定の三つに分割する。
そして、実務では商品の仕入を仕入勘定、商品の売上を売上勘定に記入し、これらと繰越商品勘定を用いて一事業年度の売上高から一事業年度の売上原価を控除して売上総利益を算定する。
これを商品分割の3分法という。
(ショクチ)<>
仕訳帳から元帳に転記する際に、相手勘定が複数ある場合には諸口と記入する。
(シワケ)<jounalaizing>
複式簿記を実現するためには、複式記入を行わなければならない。
すなわち、一つの取引を二面的に分解し、ある勘定の左側(貸方)と他の勘定の右側(借方)に同一で記入しなければならない。
ある取引が発生した場合に、それをどの勘定の左側とどの勘定の右側に記入するか、決定することを仕訳という。
また、仕訳を記録する帳簿を仕訳帳という。
(セイゾウカンセツヒ)<>
各種の製品のために共通に消費されるか、または特定の製品ごとにどれくらい消費されたかが個別に計算できない製造原価のことを製造間接費と言う。具体的には、複数の製品を製造している場合の工場設備の減価償却費などがある。
(セイゾウチョクセツヒ)<>
工業簿記において、ある製品を製造するためにどれくらいの金額がかかったかを個別に計算できる製造原価を製造直接費と言う。具体的には、その製品の製造のために消費した材料費などがある。
(ソウカンジョウモトチョウ)<general ledger>
→元帳
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