(タイシャクタイショウヒョウトウシキ)<>
企業の取引は、以下の5つの項目に集約される。
『資産』 『負債』 『資本』 『収益』 『費用』
これらの内、以下の関係式を『貸借対照表等式』と言う。
『資産』 = 『負債』 + 『資本』 ・・・(a)
この関係に従い、貸借対照表では左側に資産が、右上に負債が、右下に資本が記入される。
(タイシャクヘイキンノゲンリ)<>
各取引において、左側の借方に記入された金額と右側の貸方に記入された一致すれば、全ての取引の仕訳を集計した際に
[全取引の借方金額合計] = [全取引の貸方金額合計]
が成立する。これを貸借平均の原理という。
(タイショウカンジョウホウ)<>
簿記における勘定記録の手法の一つで、対照勘定と呼ばれる一対となっている勘定を用いて、備忘記録しておく手法を言う。
備忘記録のために勘定科目を2つ増やすことになるので、煩雑になる。一方で、評価勘定法なら増やす勘定項目は1つで済むが、マイナスの勘定項目を設けることになる。
また、評価勘定法では、記録した段階では対象の勘定科目が変化しない。一方で、対照勘定法では、記録した段階で対象の勘定項目が一旦消滅することになる。
⇒対義語:評価勘定法
※詳細は現在研究中
(タンシキ−ボキ) <single-entry bookkeeping>
複式簿記との対比で用いられる言葉。
やや極端に言えば、複式簿記以外の不完全な簿記のこと。
複式簿記では、取引は「商品の増減」「現金の増減」の二面で行わなければならない。
いわゆる「おこずかい帳」は、一般に「現金の増減」の一面しか管理しておらず、単式簿記にあたる。
(テンキ)<posting>
仕訳帳に記録された事項を元帳の各勘定に写しかえる作業。
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