これを買う前は、同じような焦点距離のレンズとして、SMC-M 50mm F1.7を使っていた。しばらくの間併用していたけど、感覚的に以下のような違いがあった。
原因としては、レンズに合わせてシルバーのフィルターをつけているので、ちょうどフィルター内面の銀色部分で乱反射して写りこんでいる可能性がある。面倒なのでフィルターはずした検証はしていませんが、フレアの出る条件は数度経験した確実なものです。
これに乗り換える前にコシナ フォクトレンダーのカラーへリアー75mmF2.5と言うレンズを使っていたのですが、これが非常に使いやすいレンズで気に入って使っていました。
カラヘリの方は結局ヘリコイドが故障してしまい、修理代が惜しかったのと憧れのLimiレンズに乗り換えたい思いで売却してしまいました。
このレンズの影響で、この辺の焦点距離は使いやすいかなあと思っていたの思って買いました。
なぜか、同じような焦点距離なのに、今ひとつ使いこなしきれている感じはしません。何が違うのか、うまく説明できませんが・・・。
が、出来上がりを見ると十二分に美しい仕上がりで帰ってきます。なんだかとても不思議なレンズ。
写りは文句なし、非常に良いです。
レンズの芯のあたりが白くなっているのは、後群全体がうっすらと曇ったところに蛍光灯が反射しているからです。
このレンズはペンタックスがFREEと呼んでいる、後群固定前群移動のフォーカシング機構を持っています。このため、ピントを合わせるたびにレンズの内側に空気の流れが生じます。湿気の多い場所で使って放置しておいた?と、内側に溜まった湿気がレンズを曇らせたのではないかなあと考えました。
2005年末にペンタックスフォーラムに修理に出し、レンズ交換されて帰ってきました。
現在のM150mmF3.5の姿。(2006.03.05撮影)
このレンズは、その珍しい焦点距離から普通より若干高いプレミア価格がついていることが多いのですが、僕が見た物はなぜかかなり割安な価格がついており、購入することにしました。
僕は長焦点距離のレンズはイマイチ苦手なので、あまり活躍してはいません。
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