ちゃたろう自由研究

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FA☆ 24mm F2 AL

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現在のFA☆24mmF2の姿。(2006.03.05撮影)

2003年春に中野のフジヤカメラにて中古で購入。
最初に購入した物は、MFに切り替えた際に最短距離付近でうまくピントリングが回らない不具合があったため、初期不良で交換してもらいました。
購入動機
これを購入するまでは、シグマ24mmF2.8 ZENと言うMFレンズを愛用しており、24mmの画家への馴染みもあって非常にあこがれのレンズでした。そのため、不要なカメラ・レンズを処分と同時に、本当に必要な物を絞り込もう、と思って買った物です。実際、この後このレンズは大活躍してくれて、今では僕のカメラシステムで必須のレンズになっています。
フード・フィルター・キャップなど
フードを取り外せばかなりコンパクトになる上、フード無しでもフレア・ゴーストの発生がほとんどないため、普段はフードを付けていません。また、中古だし、ケラレが出たら嫌だなあ、と買った当初からフィルターもつけてません。 唯一、変更しているのはフードキャップ。ペンタの現行キャップはどうも取り外しにくいので、タムロンの同径のキャップに変えていますコッチは、キャップをはずす時の握り手がかなり大きめに作ってるので、フードをつけていても簡単にキャップの付け外しができるのでオススメです。
写りについて
このレンズは、広角だけど、ほんのり柔らかい写りをします。最初に使い始めた頃からなんとなくピントの山が甘い感じだなあとは感じていたけど、開放が明るいからピンが思ったより薄いのかなあ、ぐらいに思っていました。 ところが、デジタル一眼レフが流行りだして、じつはコレが思い込みではなくホントにピントが甘い、と言う事が分かってきました。デジタル一眼レフが流行り出した頃、このレンズは焦点距離の絶妙さからして(35mm換算35mmF2ぐらいになる)非常に人気レンズになるのではないか、と思っていました。 ところが、逆にデジタルカメラでは、不人気になったようです(デジタルで撮影すると今ひとつ芯のない写りをするらしい)。 僕の実感もあながち勘違いではないんだなあと納得しました。 確かに硬質感を追求した写真を撮ろうと思ったら難しいけど、普通に柔らかい物(花や小物)を撮る分には特に困る訳ではないので、そのまま使っています。
ボケ具合
ボケは若干2線傾向っぽくてイマイチな感じがします。が、撮影テストをしようと思って、夜景をワザとアウトフォーカスで撮って点光源のボケ具合を調べたら、それほど二線ボケは出なかったので、不思議でした。 まあ、どうせ短焦点距離なのでボケをあまり気にすることはないです。
ピントリング・その他雑感
このレンズもMFでしか使いません。ピントリングの感覚は特に違和感なし。絞りリングの感触は若干カシャカシャしてていまいちかなあ。 外観は一瞬見るとプラスチックっぽく見えますが、アルミ製らしく、冷たくてしっかりとした重みがあります。 35mm版を使っている限り手放すことはないでしょう。
Created at 2006-03-06  |  Modified at 2013-11-22

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FA 43mm F1.9 Limited

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現在のFA 43mmの姿。(2006.03.06撮影)

2003年7月購入
新宿ヨドバシカメラにて購入。クリスマスプレゼントとして買ってもらった。 シリアル番号が「0009988」で、10000にわずかに届かなかったけど、覚えやすい数字で気に入った。

これを買う前は、同じような焦点距離のレンズとして、SMC-M 50mm F1.7を使っていた。しばらくの間併用していたけど、感覚的に以下のような違いがあった。

標準レンズとしての感覚の違い
よく、写真の撮影テクニックの教科書には、こんな記載がある「50mmレンズは、標準レンズであり、写真の学習に最も適している。開放絞りで近接物を撮ることで望遠レンズ的な写り、絞って一歩ひいて撮ることで広角レンズ的な使い方をすることが出来る。」 この2本のレンズを比べると、確かに上述のような違いを感じることが出来た。その上で、特徴的に言うと「FA43mmはより“広角的”な写りをする」。 FA43mmは、かなり近接しても望遠的な写りにはなかなかならない。後ろのボケもあまり大きくならないからだ。だけど、35mmのような広角な写りにも感じない。すごく微妙な感覚だけど、「ちょっと広く写る」レンズだ。
発色の違い
これは、フィルムによる差のほうが大きいだろうし、多分に錯覚だと思うけど…。 FA43mmはほんのりコッテリした発色が得意なように感じる。ちょっと赤みがかった、和風なものをとるとほんのりと温かみをある写りをしてくれる。 ちなみに、M50mmF1.7はどちらかと言うとさっぱりした発色に感じた。新緑のみずみずしさをうまくあらわしてくれる感じ。
ボケ具合
Limitedシリーズは、「ボケ味にもこだわった」と言うキャッチフレーズがあったように思うが、このレンズのボケは思ったより硬い。人物の上半身+αが写るように撮ると、撮影距離が1m〜1.5mぐらいになるんだけど、このぐらいの距離で撮影したときの背景のボケはかなり硬い。木などが写るとかなりはっきりした二線ボケがでる。(これはM50mmも同じだった)一方で、もう少し近距離(70cm程度)で小物を撮影すると、小物のピントが合った部分からアウトフォーカスになっていく部分はかなり良いボケ方をする気がする。この辺は勝手な自分の体感です。
逆光性能
このレンズは、フードをいつも付けっぱなしにしている(フード込みがデザインだと思ってる)けど、特定の条件で簡単にフレアまみれの写真を撮ることが出来る。撮影画角からほんのわずか外れたところに太陽がある逆光下で撮ると、画面中央に盛大にフレア(かなりもやっとしたもの)が出るのだ。

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逆光でのフレア発生時の写真の例

原因としては、レンズに合わせてシルバーのフィルターをつけているので、ちょうどフィルター内面の銀色部分で乱反射して写りこんでいる可能性がある。面倒なのでフィルターはずした検証はしていませんが、フレアの出る条件は数度経験した確実なものです。

その他、使い勝手
このレンズをAFで使うことは99%ないです。ピントぐらい自分で合わせたい性格の人間なので、MXで使おうとMZ-3で使おうとMFで使います(他人にシャッターを押してもらうときにAFを使うぐらい)。最初のウチはピントの軽さに違和感を感じていた(M50mmはかなり粘っこいピントリングだったから)けど、いつの間にか慣れてしまって、今では指一本で微妙にピントを調整できるこのレンズの軽さが気に入っています。 もう少しピントリングの幅が広いといいなあ、と思うことはまああります。 AFのレンズなので、ピントリングを回しきったところが無限遠ではありません(ファインダーではほとんど分からないけど、若干無限遠を過ぎているらしい)。天体写真で、適当に無限遠にピントを合わせたつもりでピンボケにした写真を撮ったことが何度かあります。 金属リングの質感には完全に慣れきったので、ゴムリングの方が違和感あるかも。
Created at 2006-06-25  |  Modified at 2011-04-17

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FA 77mm F1.8 Limited

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現在のFA 77mmの姿。(2006.03.06撮影)

2003年7月購入
新宿ヨドバシカメラにて購入。初めてもらったボーナスで買いました。

これに乗り換える前にコシナ フォクトレンダーのカラーへリアー75mmF2.5と言うレンズを使っていたのですが、これが非常に使いやすいレンズで気に入って使っていました。
カラヘリの方は結局ヘリコイドが故障してしまい、修理代が惜しかったのと憧れのLimiレンズに乗り換えたい思いで売却してしまいました。
このレンズの影響で、この辺の焦点距離は使いやすいかなあと思っていたの思って買いました。

なぜか、同じような焦点距離なのに、今ひとつ使いこなしきれている感じはしません。何が違うのか、うまく説明できませんが・・・。
が、出来上がりを見ると十二分に美しい仕上がりで帰ってきます。なんだかとても不思議なレンズ。
写りは文句なし、非常に良いです。

レンズ曇り、修理
2005年秋頃、手入れをしていてふとレンズ後群に曇りが発生しているのを見つけました。

レンズの芯のあたりが白くなっているのは、後群全体がうっすらと曇ったところに蛍光灯が反射しているからです。

このレンズはペンタックスがFREEと呼んでいる、後群固定前群移動のフォーカシング機構を持っています。このため、ピントを合わせるたびにレンズの内側に空気の流れが生じます。湿気の多い場所で使って放置しておいた?と、内側に溜まった湿気がレンズを曇らせたのではないかなあと考えました。
2005年末にペンタックスフォーラムに修理に出し、レンズ交換されて帰ってきました。

カラヘリとの違い
カラーへリアーは焦点距離もほぼ同じですが、両方を使ってみると微妙に感覚が違いました。 まず発色。カラヘリはよく青みが強い、と言う評価を見ますが僕はあまりそんな感じはしませんでした。むしろ、若干温厚調だけどほんのり薄い感じでした。一方で、FA77mmは鮮やかに発色が強い印象を受けます。自分が感じて撮ったときよりも出来上がりの方がくっきり鮮やかで、自分が撮ったときと出来上がりが違うので、ちょっと不思議な感覚を受けます。 また、ボケもちょっと違います。開放F値の違いもあるだろうけど、カラヘリは柔らかく芯のないボケがほんのり広がる印象、一方でFA77mmは芯はあるけど二線にならず、豪快にボケるイメージがあります。
ピントリングなどの感触
このレンズもMFでしか使いませんが、ピントリングは軽いけど幅も広く使いやすいです。同じLimitedシリーズでピントリングの感触を比べると、FA43mmはゼンマイを巻くような、ちょっとカリンカリンした感触がありますがFA77mmはプラスチックを滑らせるような、スルスルした感触があります。 MFで使うのにはどちらも特に困ることはありません。
その他、使い勝手雑感
FA77mmの最大の弱点は、「キャップがすぐ外れる」です。特に、僕はフィルターをつけて使っているのですが、フィルターがあるとキャップの押し込みが弱くなって、外れやすくなります。レンズ本体は綺麗なのですが、キャップはしょっちゅう落としてボロボロになっています。 77mmの七宝のフィンガーポイントはおしゃれでかわいいです。この色合いが気に入ったので同じ色合いのシャッターアタッチメントをMXにつけて楽しんでいます。
Created at 2006-03-06  |  Modified at 2013-11-22

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TAMRON SP 90mm F2.8 MACRO

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現在の90mmの姿。(2006.03.06撮影)

1999年7月購入
MZ-3と買った。初めて買った新品のレンズ。 初めての組み合わせがコレ、と言うのもずいぶん極端だと思う…。
レンズとしての特徴
このレンズもMFでしか使わないけど、ピントリングの幅が広くて使いやすい。 外装が思い切りプラスチックなのがちょっと悲しいけど、性能が良いのでまあ良いかな。 絞りリングの感触が意外と良くて使いやすい。
写り
このレンズは割と「ファインダーで見たとおり」に写る感じがする。 その意味でも使いやすい。 ボケは、特に強調される訳では無いけど、凄く素直にボケる。 マクロ域で使ったときの、遠景のトロンとしたボケ方がとても綺麗で、つかっていて気持ちがいい。
逆光性能
逆光性能は、若干弱めな気がする。レンズ自体がだいぶ奥まったところにあるので、そんなに迷光が入る事は無いと思うけど、逆光下で撮ると画面全体のコントラストが下がる。
Created at 2006-06-25  |  Modified at 2011-04-17

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SMC PENTAX M 150mm F3.5

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現在のM150mmF3.5の姿。(2006.03.05撮影)

2005年2月購入
新宿マップカメラにて購入。 150mmと言うのは特殊な焦点距離で、35mm版一眼レフではペンタぐらいしかラインナップしたことがない「珍焦点距離レンズ」と呼ばれているものの一つです。 (他に有名な珍焦点距離レンズとしては、Limiシリーズ以外には30mm、120mm等があります)

このレンズは、その珍しい焦点距離から普通より若干高いプレミア価格がついていることが多いのですが、僕が見た物はなぜかかなり割安な価格がついており、購入することにしました。

僕は長焦点距離のレンズはイマイチ苦手なので、あまり活躍してはいません。

Created at 2006-03-06  |  Modified at 2013-11-22

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