Thinkpad X40について。
型番:2371-AEJ
発売:2004年10月
サイズ:268mm x 26.9mm x 211mm(幅 x 高 x 奥行)
重量:1.26kg
バッテリ継続時間:3.5時間
CPU:ULV PentiumM (713)
1.1GHz (2次キャッシュ:1024KB)
メモリ:DDR SDRAM PC2700 256MB
1GBメモリ追加で合計1260MB
HDD:HGST製1.8inch 4200rpm 40GB
CF-IDE変換アダプタをかませて8GBに。(詳細は別途カテゴリへ)
キーボード:7段の89キー、キーピッチ18.5mm、キーストローク2.5mm
ThinkPad X40の外装は梨地の黒なのだけど、ザラツキがあるため感触があまり好きではなかった。ので、気分転換にカーボン柄シートを貼って雰囲気を変えてみることにした。
※あくまで「なんちゃってシート」なので気分転換で。
パームレスト部分。曲面に合わせてキレイに貼り付けることが出来る。
触った感触はつるつるのシートで、液晶や照明の反射が気になることがあるかもしれない。
発熱に関しては、シートの有無で特に変わったようには感じない。
指紋はつきやすいが、簡単にふき取ることが出来る(元の梨地は指紋跡は目立たないが細かい目地に入り込む分、ふき取りにくい)。
それほど複雑なカットではないので、後述の表面のように自分でカットして貼る事もできると思う。
背面部分。ここは吸排気口の細かい穴が沢山開いているので、うまく合わせて貼るのは若干難しい。
この面にまで貼り付けるのは完全に遊びだと思う。
カットが複雑なので、自分でカットして作成するのは困難と思われる。
作成したシートはこちらから。
ある程度の大きさを定規で測ったあと、イラストレータ上でカットし、印刷。型紙を実際に合わせてみて、微調整した上で最終出力しました。
クリックして表示される大きなPNGファイルをダウンロードして、300dpiに変更して印刷すれば目的の大きさに印刷されます。
あくまで自分で調整したものなので、ミリ単位の誤差はあるかもしれません。
サイズがやや大きく、A4には入りきらないので、左右二つに分けて印刷した後、貼りあわせて切り抜く型紙にしてください。画像真ん中付近の青い点線は貼りあわせる際のガイド線で、切り抜く必要はありません。
表面(天板面)。写真上はあまり目立たないが、気泡がかなり入りやすいので気をつけて貼る必要がある。
側面前部。若干ピンボケしているけけど、ラッチや無線LANアンテナの部分をうまく切り抜きして作ってある。
側面の四つ角はどうしても少し毛羽立つのでうまく貼り付けるのは難しい。
マウスの上面(クリックボタン付近まで全面)、上面中抜き(現在も貼ったまま)、側面(写真で銀色の部分)に貼れるように作成した。
これも300dpiで印刷してください。赤線部分が上面、黒線部分が側面用です。
側面部分は、マウスのお尻の方から貼っていって、前側でカットをうまく調整してください。
ほぼマウス曲面に合わせてキレイに貼ることが出来ますが、シートの厚み分だけ段差が出来てしまいます。見た目には全く分からないのですが、側面後部は段差の引っ掛かりが指や手のひらに引っかかり、若干角の硬い感触が気になるかもしれません。
角の部分がいたい場合は、上から何かしらの皮膜スプレーのような物をかけて覆ってしまえばいいかなと思いますが、今度は剥し難くなるので、そのうち気が向いたらやろうと思っています。
Intelのビデオカードを積んでいるPCでは、デスクトップで右クリックする際にビデオカードのプロパティのシェルエクステンションが拡張されるため、反応が遅くなる。
僕のThinkpad x40でも遅くなった。これは82855GMのメニューのせいです。
レジストリの以下のキーを削除すれば解消。
[HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\Background\shellex\ContextMenuHandlers\igfxcui]
再追加は
C:\util\drivers\video\Graphics\Setup.exe
を実行することでビデオカードのユーティリティが再インストールされる。
Thinkpad TRAx世代からは、「Access IBM」等と書かれたキーが増えた。
押すと、IBM関係のユーティリティ関係のアプリが立ち上がるが、使うことなんてありそうにないので別のアプリに変更してしまう。
[HKEY_LOCAL_MACHINE→SOFTWARE→IBM→TPHOTKEY→8001]
既存の文字列値「File」を「;File」としてコメントアウトする
新規文字列値「File」とする。
今作成したキーを開き、「データ値」に実行アプリへのパスを入力する。
たとえば、管理ツール:%SystemRoot%\system32\compmgmt.msc /s
例えば、タスクマネージャ:taskmgr
上記設定をすればいい。僕は現在はTaskmgrを設定している。
日本語キーボードでは、使う必要のないキーや、機能がONになると邪魔なキーがいくつかある。
僕の場合、以下のキーは不要だった。
■『CapsLock』 ←打ち間違えるだけ
■『ひらがな』
■Thinkpadのナビゲーションキー(カーソルキーの脇についている)
また、ThinkPad特有(X/T60系では採用されたけど)で削除されている以下のキーは必要だった。
■「Win」キー ←Win+DやWin+Eを頻繁に使うため
■「App」キー ←Excelで多用する
また、以下のキーは特殊機能として実装したかった。
■IMEのON/OFを「変換」キーに
■『ペースター』のランチャ機能を「CapsLock」キーに
そこで、これらのキーマップを変更することにした。
変更自体はあくまでキースキャンコードの変更で済むので、レジストリ変更だけでも済むが、キースキャンコードの定義を書くのがかなり面倒。
そこで、「Keyswap」と言うソフトで変更した。このソフトは常駐せず、レジストリ書き換えを代行してくれるだけなのでなかなか良い。
変更前 | 変更後 |
---|---|
(無効) | |
(無効) | |
【変換】 | 【半角/全角】 |
【無変換】 | 【左Win】(DB) |
【ひらがな】 | 【App】(DD) |
【CapsLock】 | 【無変換】(7B) |
最後のCapsLockは、『ペースター』のランチャに単純にCapsLockを割り当てると、Shift+CapsLockキーを打ったときにCapsLockが有効になってしまうのを回避するため、あえて手近で余ったキーに代替命令をさせている。
これで『自分にとっては』凄い使いやすいキーレイアウトになる。
参考: Mycom PCWeb 【コラム】Windows XPスマートチューニング
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